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2018年2月15日(木)

狭山事件の事実調べと、東京高検への全証拠開示勧告を強く求めます。

部落差別にもとづく冤罪「狭山事件」は、今年、事件発生から55年目を迎えます。
無実を勝ち取るべく、第三次再審請求の審理は大詰めを迎え、現在多くの国民が注目しています。

これまで足利事件や布川事件で再審無罪が確定し、さらに袴田事件においても再審開始と死刑及び拘置の執行停止が決定しています。この狭山事件においても、検察の証拠隠しや捏造が明らかとなっており、事実調べと全証拠開示が絶対に必要です。

事件の当日、同時刻に「殺害現場」とされる畑の隣で農作業していたOさんは、「人影はみていない。悲鳴も聞いていない。そこで殺人が行われたなど信じられない。」との証言をしていることが明らかになっています。

被害者は本当にその「現場」で殺害されたのでしょうか?「自白」以外に殺害現場を特定する証拠はあるのでしょうか?

現在、Oさんの証人尋問と現場検証を行うよう、裁判所に要請ハガキ行動が行われています。

 

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