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2017年1月10日(火)

青年教職員は今 2016年度版  -青年部アンケート結果-

青年教職員は今 -アンケート結果から見る若い教職員の思い2016年度版-

青年教職員は今 2016年度版

 青年部が毎年実施している「東京都で働く若い教職員の方々へ」と題するアンケートに、今年は243名(昨年度186名)の皆さんが回答を寄せてくださいました。 今年も不安や悩みや、長時間勤務、パワーハラスメントに苦しみながらも、働きがいを持って頑張る青年教職員の姿までが浮き彫りになりました。 回答してくださった243名の内訳は、小学校182名(75%)中学校58名(24%)幼稚園3名(1%)でした。新採用が一番多く101名(うち期限付任用13名)に続き、2年目67名、3年目16名、4年目以降45名、産育休補助教員14名、その内、学級担任が160名(65%)でした。   

 働きがいを感じ、退職まで続けようと考えている青年教職員

最初の質問、「働きがいを持って働いていますか?」に対し、「そう思う」が85%(82%)、「思わない」が4%(2%)でした。また、「退職するまで続けようと思いますか?」という質問には、「そう思う」が63%(60%)、「思わない」が6%(15%)という結果でした。   ( )内は昨年度の数値

比率は昨年と大きな違いはありませんでしたが、「退職するまで続けようと思いますか?」という質問に「そう思う」と自信を持って答えている方が、今年も少ないのが気になります。過酷な勤務実態からの、健康への不安、将来への不安などによるものと思われます。このような声が寄せられています。
・今現在は独身だが、近いうちに結婚を考えている。ただ、結婚して出産し、子育てをしながら同じようには働くことはできないであろう。自分の仕事だけで精一杯、しかも年齢が上がるにつれて分掌は増える一方。世間一般からすると、それでも良い労働条件なのかもしれないが、不安でいっぱい。
・雑務に追われ、教材研究の時間がとれません。今は初任で、比較的分掌は少ないですが、来年度以降、授業数も増え分掌も重くなることを考えると、教員を続けていこうという意欲が下がるばかりです。

 青年教職員の長時間勤務の実態は、昨年よりさらに深刻になっています。

 今回のアンケート結果では平均勤務時間12時間17分(昨年より17分、一昨年度より19分増)。実際にはとれていない休憩時間を差し引いても、毎日の超過勤務が4時間近くにもなってしまいます。長時間勤務は悪化しています。 毎日11時間以上勤務の人が91%(87%、一昨年度83%)。労働安全衛生法に基づき医師による面接指導が必要な月80時間以上の超過勤務の人が75%(71%、一昨年度68%)医師による面接指導が義務付けられている月100時間以上の人は50%(42%、一昨年度38%)1日で2日分近い勤務時間となる15時間以上の人が7%(3%)です。

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