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東京都同和教育研究協議会(都同協)学習会

2013年6月15日 @ 15:00 - 17:00

日時   6月15日(土)15時~17時
場所   松本治一郎記念会館 〒1040042  中央区入船1ー7-1
内容
講演「第五福竜丸は何を語り続けているのか」 ~元乗組員の大石又七さんをお迎えして~
講師  大石(おおいし)又七(またしち)さん、市田(いちだ)真理(まり)さん

【大石又七さんのプロフィール】  1934年、静岡県生まれ。53年から第五福竜丸に乗り込む。54年ビキニ環礁で行われたアメ リカの水爆実験で被爆。第五福竜丸平和協会評議員。著書に「死の灰を背負って」「ビキニ 事件の真実」「ビキニ事件の表と裏」「矛盾」など。

【市田真理さんのプロフィール 】 札幌生まれ。編集者を経て2001年から都立第五福竜丸展示館の学芸員となる。 現在、中央大学兼任講師でもある。

大石又七さんは、中学校を二年で中退し、14歳で漁師になり、20歳の時に被爆しました。その後、大石さんは、差別や偏見を恐れ、ビキニ被爆者であることを隠し、東京の人ごみに逃げ込んでいたといいます。しかし、仲間たちが一人ずつ亡くなって行き、大石さん自身にも次々と不幸が襲いかかっていきました。その「恐ろしいこと」が何もなかったかのように忘れられていくことに悔しさが募り、当事者が声を上げなければ又必ず同じようなことが起きる、と思うようになりました。それからは放射能と内部被爆、核兵器の怖さを何十年も伝え続けてきました。全国を飛び回る大石さんの講演活動は、東日本大震災後、よりハードになっていきました。 個人の命よりも経済優先の社会が厳然と立ちはだかっています。だからこそ私たちはそれときちっと対峙する生き方を考えなければなりません。大石さんの生き方に深く学びたいと思います。そのことは、私たちの目の前の、一人ひとりの子どもの「声」や「叫び」を聞きとり、子どもたちの現実、差別の現実に向き合う生き方と符合するものです。

【問い合わせ先】東京都同和教育研究協議会 桐畑善次 090-9313-7927

詳細

日付:
2013年6月15日
時間:
15:00 - 17:00

会場

松本治一郎記念会館
中央区入船1ー7-1 + Google マップ