2013年１１月８日（金）18：00～20:00
タワーホール船堀　４０３会議室

皆さん知っていますか？６８年前、この東京が焼け野原になり１０万人以上の人々が亡くなった東京大空襲のことを。その大空襲で家族全員を奪われ、戦争孤児として生き抜いてきた金田さんの話を聞いてみませんか。

講師　金田　茉莉さん（戦争孤児の会代表、東京大空襲訴訟原告）

1945年3月９日、疎開先の宮城県から夜行列車で帰京した小学校３年生だった金田さん。翌10日の朝、上野駅に着いたら目の前は一面の焼け野原と黒焦げの死体が転がっている惨状だったそうです。家族全員を亡くし戦争孤児に突き落とされ、戦後も言葉では言い表せないほどの苦労の中を生き抜いてこられた金田さん。国がやらない孤児の現状を調べ社会に広める運動を先頭になって担ってきました。 そんな金田さんの目には、日本政府の戦争孤児そのものを歴史から隠蔽しようとしてきた過去の姿と、原発事故から二年経ってもなんら変わらず、今なお苦しんでいる福島を忘れ去ろうとする現在の姿は重なって見えるとのこと。みなさんはどう思いますか？

チラシ：江戸川区教組