お知らせ:

2020年1月15日(水)

青年教職員は今 2019年度版  -青年部アンケート結果-

青年教職員は今 -アンケート結果から見る若い教職員の思い2019年度版-

青年教職員は今2019年版

青年部が毎年実施している「東京都で働く若い教職員の方々へ」と題するアンケートに、今年は248名(昨年度240名)の皆さんが回答を寄せてくださいました。

今年も不安や悩みや、長時間勤務、パワーハラスメントに苦しみながらも、働きがいを持って頑張る青年教職員の姿までが浮き彫りになりました。

回答してくださった248名の内訳は、小学校188名(76%)中学校57名(23%)幼稚園3名(1%)でした。

新採用が一番多く132名(うち期限付任用5名)に続き、2年目58名、3年目22名、4年目以降32名、産育休補助教員4名、その内、学級担任が152名(62%)でした。

働きがいを感じ、退職まで続けようと考えている青年教職員

最初の質問、「働きがいを持って働いていますか?」に対し、「そう思う」が81%(78%)、「どちらでもない」が、16%(18%)、「思わない」が3%(4%)でした。
また、「退職するまで続けようと思いますか?」という質問には、「そう思う」が44%(45%)、「どちらでもない」が40%(41%)、「思わない」が16%(14%)という結果でした。  ( )内は昨年度の数値

 

青年教職員の長時間勤務の実態は、非常に深刻な状態です。

出勤の平均は、7時27分        退勤の平均は、19時32分 

今回のアンケート結果では平均在校時間は12時間05分(昨年より14分減、一昨年度より21分減)となりました。

毎日11時間以上勤務の人が89%(93%、一昨年度91%)。労働安全衛生法に基づき医師による面接指導が必要な月80時間以上の超過勤務の人が70%(80%、一昨年度80%)医師による面接指導が義務付けられている月100時間以上の人は42%(53%、一昨年度52%)1日で2日分近い勤務時間となる15時間以上の人が4%(3%)です。

 

カテゴリ:お知らせ