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2022年1月12日(水)

青年教職員は今 2021年度版  -青年部アンケート結果-

青年教職員は今 2021年版

青年部が毎年実施している「東京都で働く若い教職員の方々へ」と題するアンケートに、今年は443名(昨年度223名)の皆さんが回答を寄せてくださいました。
今年も不安や悩み、長時間勤務、パワーハラスメントに苦しみながらも、働きがいを持って頑張る青年教職員の姿が浮き彫りになりました。回答してくださった443名の内訳は、小学校311名(70%)中学校132名(30%)でした。
新採用が一番多く253名(うち期限付任用7名)に続き、2年目130名、3年目38名、4年目以降14名、産育休補助教員8名、その内、学級担任が272名(61%)でした。

働きがいを感じ、退職まで続けようと考えている青年教職員

最初の質問、「働きがいを持って働いていますか?」に対し、「そう思う」が77%(84%)、「どちらでもない」が、19%(13%)、「思わない」が4%(3%)でした。
また、「退職するまで続けようと思いますか?」という質問には、「そう思う」が47%(45%)、「どちらでもない」が38%(40%)、「思わない」が15%(15%)という結果でした。   ( )内は昨年度の数値

青年教職員の長時間勤務の実態は、非常に深刻な状態です。

出勤の平均は、7時34分    退勤の平均は、19時09分

今回のアンケート結果では平均在校時間は11時間35分(昨年より4分減、一昨年度より30分減)となりました。

毎日11時間以上勤務の人が83%(83%、一昨年度89%)。労働安全衛生法に基づき医師による面接指導が必要な月80時間以上の超過勤務の人が59%(61%、一昨年度70%)医師による面接指導が義務付けられている月100時間以上の人は31%(29%、一昨年度42%)1日で2日分近い勤務時間となる15時間以上の人が1%(4%)です。

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