吉田一徳元東京教組委員長、三橋敦子前東京退女教会長が新たに合葬されました

10月25日(日)に大阪で第80回教育祭が行われ、土井執行委員長が出席しました。東京教組からは、昨年6月に急逝した吉田一徳元東京教組委員長と本年2月に急逝された三橋敦子前東京退女教会長が新たに合葬されました。
教育祭は、1934年の室戸台風による600人を超す児童・生徒や教育関係の犠牲者を教育塔に合祀したのをはじまりとし、戦後の 1948年からは「日本教職員組合」が主催して毎年行っています。戦後は、戦争によって命をなくした多くの学校関係者、児童生徒・学生を追悼するとともに、1960年には沖縄戦でなくなった人々を特別合祀し、平和を守り命を大切にする祭典として再出発し、現在合葬されている方は、約2万８千人におよびます。
また、毎年のように起こる自然災害や交通事故など人為的事故、学校事故による悲惨な出来事を繰り返すまいと、国や都道府県行政への働きかけなども行っています。
第80回教育祭も秋晴れの爽やかな青空の下で、総理大臣や文科大臣などの追悼のことばが続く中で、盛会かつ厳かに行われました。今年は阪神・淡路大震災から20年ということで、神戸の小学校の合唱団が合唱をしてくれました。小学生とは思えない、素晴らしい合唱でした。
東京教組からは、昨年6月に急逝した吉田一徳元東京教組委員長と本年2月に急逝された三橋敦子前東京退女教会長が新たに合葬されました。