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2014年4月7日(月)

沖縄と連帯する東京集会

いま、沖縄では「地殻変動」とも言うべき大きな変化が進んでいます。
名護市長選挙では、自民党を離党した元県議会議長や 西銘県政の副知事などが公然と応援して安倍政権の圧力を跳ね返しました。稲嶺市長は東京で 開かれた集会で「建白書は生きている」と強調しました。
こうした背景には沖縄県民の深刻な危機感があります。安倍政権は、米国のアジア・ リバランス戦略に縛られ、集団的自衛権行使容認を強引にすすめて、日米同盟強化、軍備拡張政策に走っています。沖縄は対中国の最前線に立たされることになり、太平洋戦争で「本土防衛」の地上戦を強いられた県民は耐え難い思いです。
「オール沖縄」の意思を示した「建白書」は「米軍はいまだ占領地でもあるかのごとく傍若無人に振る舞っている」と「国民主権国家日本のあり方」を問いました。
沖縄の 闘いを孤立させず、安倍政権の目論見を阻止するため、本土で広範な世論形成と運動を 展開しましょう。沖縄県民の危機感を本土で共有し、ともに対米従属から脱却し、近隣 アジア諸国と平和的に共存、繁栄する日本をめざす本集会にご参加下さい。

沖縄と連帯する東京集会
4月22日(火) 午後 6時半 開会 文京シビックセンター 小ホール
沖縄からの訴え
仲里 利信さん  元 沖縄県議会議長 元 自民党県連顧問
「沖縄は米軍の軍事植民地として放置された。主権もない、民主主義もない。今回の基地建設は何としても止めないといけない」
山城 博治さん  沖縄平和運動センター議長
「この国はまた沖縄を戦争に差し出そうとしている。1945年の沖縄戦のように、『沖縄さん、お願いだからもう一回祖国防衛のために戦ってくれんかね、玉砕の島になってくれんかね』。こういうことだと思うわけですよ」
参加費  1,000円 (学生半額)
主催 沖縄と連帯する東京集会実行委員会
よびかけ人
江口済三郎 東京・平壌 虹の架け橋 代表
片岡  健  東京都日中友好協会 顧問
川平 朝清  東京沖縄県人会 名誉会長
小寺 隆幸  原爆の図丸木美術館 理事長
小林五十鈴  日本婦人有権者同盟 共同代表
鈴木 宣弘  東京大学教授
富塚 三夫  総評退職者の会 会長
西澤  清  元 日教組 副委員長
羽田 圭二  前 世田谷区議会議員
福田 邦夫  明治大学軍縮平和研究所 代表
横路 孝弘  衆議院議員

賛同人
天木直人   元レバノン大使
組坂繁之   部落解放同盟中央本部 執行委員長
鳩山由紀夫  一般財団法人 東アジア共同体研究所 理事長

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