豊富な大勢の先輩の、たくさんのノウハウを、組合ならではのネットワークで 共有することが、 組合員の授業力の強さの秘密です。
日 時 2015年6月20日(土) 13時30分~16時30分
会 場 東京教組会議室 (日本教育会館2階)
講 師 秋田 敏文さん(算数)
國安 輝至さん(総合的な学習)
授業講座チラシ
講師から一言
秋田 敏文さん(算数)
子どもたちの周りは,学力テストのオンパレードです。国がテストを行い,都が行い,私のいる世田谷区では区も行います。そうやって学力らしきものを測ることで,子どもたちは算数を好きになるのでしょうか?子どもが「なぜだろう」と思える課題を用意し,子どもたちみんなで話し合い試行錯誤を繰り返しながら,本当のことを見つけていく。そんな算数の授業をどう作るか,皆さんで考えていきたいと思います。
國安 輝至さん(総合的な学習)
「総合学習(総合的な学習の時間)」の概念は日教組が作ったものです。「カリキュラムを自分たちの手で作ろう」と組合や民間教育団体の教研の中で様々な試みがなされてきました。「未来の主権者を育てるために大切な学びとは何であるのか」ということを考えながら「総合学習」の内容を考えていくということは「教育を創る」ということにつながっていくと思います。今回の授業講座では「総合学習」について考えるきっかけとなった「メディアリテラシー教育」の実践を中心にいくつかの実践についてお伝えし、どのような視点で「総合学習」を創っていくことが大切なのか皆さんと一緒に考えていきたいと思います。