子どもの虐待、貧困等の問題が深刻さを増し、子どもの権利が保障されていない中、全国学力テストでの点数学力による序列化など、私たちが目指している子どもが主体となる「ゆたかな学び」とは逆行する施策がすすめられています。 そうした中で、現在強行されようとしている道徳の教科化を初めとする「安部教育改革」は、極めて問題の大きいものです。これらに対して「現場からの教育改革」の実現に向け、学校、保護者、地域、NPO等が広く連携した活動の重要性が一層増しています。日教組は、教組からの発信や他団体との連携を「社会的対話」と位置づけ、教育改革キャンペーンとして展開しています。東京教組は、友誼労組や市民のみなさんと教育について考える「対話の場」を持ちたいと考え、昨年度は、2015年3月4日にアワープラネットTV代表の白石草さんを講師に、チェルノブイリと福島の子どもたちの健康をテーマに「教育対話集会」を開催しました。 今年度は、小学校で今年から既に一部先行実施され、3年後には本格実施されようとしている「道徳の教科化」について、労組・一般市民のみなさんと共に考えたいと考え、下記の日程と内容で開催致します。
1.日 時 1月22日(金)午後6~8時
2.会 場 日本教育会館8階会議室
3.テーマ 「文科省が進めている『道徳の教科化』について考える」
講 師 池田 賢市さん(中央大学教授・東京教研所長)
4.対話集会の内容
あいさつ(東京教組、東京地公労)
今日の流れの説明
道徳の教科化先行実施校の実態をVTRで視聴する
10人程度のグループに分かれてのグループ討議
VTRを見ての感想や意見を出し合う。 20分程度
グループから、討議内容・意見の発表を行う。20分程度
池田 賢市さんからのまとめ(ミニ講演会) 60分程度