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2013年4月8日(月)

パワハラ・チェック

Photo セクハラ、パワハラなどと略して呼ばれるセクシュアルハラスメント、パワーハラスメント。ハラスメント【harassment】は、苦しめること、悩ませること、迷惑、いやがらせなどの意味。従って、パワー(権力)による嫌がらせだが、一般的に、職場でのいじめや嫌がらせ行為を指す。
今、世界的に企業の利益損失になるパワハラへの対応が問題になっている。日本でも、管理職の研修が盛んに行われ、厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」が、「職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう。優位性とは、上司から部下に行われるものだけでなく、先輩・後輩間や同僚間、さらには部下から上司に対して様々な優位性を背景に行われるものも含まれる」という定義を提案している。詳しくは東京教組ホームページをご覧ください。
この円卓会議の委員であり、パワハラという言葉を造語した岡田康子さんは、企業コンサルティング「クオレ・シー・キューブ」の代表だ。「クオレ・シー・キューブ」が提供している「パワハラ加害者」の可能性チェックを紹介する。
①出来の悪い部下ばかりを割り当てられる気がする。
②目障りに感じる部下がいる。
③部下の仕事の内容を把握していないことがある。
④部下に説教をよくする。
⑤部下を叱るとき、人前かどうかは気にしない。
⑥部下の人間性まで攻撃することがある。
⑦部下は自分の顔色を見て行動する。
⑧自分に異をとなえるものはいない。
⑨病気がち、休みがちな部下が多い。
⑩何人か一緒に辞めた部下がいる。
①〜③の設問が意識、④〜⑥は行動、⑦〜⑩は結果。
それぞれのブロックに該当することが一つでもあれば、パワハラをしている可能性があります。
と記載している。あなたの職場ではどうでしょうか?
「セクハラ110番」のサイト「パワハラの基礎知識」には、加害者、被害者のセルフチェックもある。
アンズ

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