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2013年5月8日(水)

家族は、互いに助け合わなければならない。


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自民党改憲案の最大の特徴は、家族のあり方にまで国家が口を出すということである。
第二十四条 (家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。)(2)婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 (3) 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族(家族、扶養、後見、婚姻及び離婚、財産権、相続並びに親族)に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
日本国憲法の下線部分を削除して、(  )内の文字を書き加えたものが自民党改憲案。
個人あっての家族でなく、個人を縛る家制度の復活を思わせる内容だ。憲法違反の家族なんてシャレにならない。「育児や介護はまず家庭でやりなさい」と考える自民党の政策に沿って、福祉を切り捨て家族に自助努力を強要するものだ。

カテゴリ:憲法