子どもたちの進路の最初のハードルは、劣悪な労働環境。進学した子どもたちも、ブラックバイトの餌食になっている。第3次産業の多くが、学生などの若年労働者の低賃金で過酷な労働によって支えられているのはご存じのとおりです。
職場でパワハラやセクハラがある。残業代が支払われない。休暇が取れない。会社が社会保険に加入していない。仕事や給料が約束した内容と違う。職場に労働組合がない。…など、多くの若者が相談することもできないで悩んでいる。
こうしたなか、日教組は全国の教育現場でキャリア教育に労働教育の視点で取り組むためのパンフレットを作製しました。さまざまな仕事・働き方と労働者の権利を学ぶ。ひとりで悩まず相談することの大切さ、重要さを学ぶ。など私たち教職員ができることをまとめている。ぜひ、教育現場でご活用ください。